人生の幅を決める線
「あきらめたらそこで試合終了だよ」
スラムダンクの安西監督が放ったこの言葉。有名なメッセージのひとつである。
無理だとあきらめたその瞬間から人生の幅が狭くなってしまう。そんなことを感じる言葉である。自分を信じ、突き進み、あきらめない心があるからこそ人生の幅は広くなる。
人々は自分である段階で諦めるということを覚え、自分で線を引き、それを乗り越えようとしなくなることがある。夢と似たようなものだ。
それは本当に本当に思っていないと超えられない線である気がする。その線は、自分と向き合い真剣に向き合って自分を信じ乗り越えようとするから乗り越えられる線でもあるかもしれない。
すぐそこがあとちょっとで超えられるとしてもだ。
例えば、何日も何日も山の向こうを目指してトンネルを掘っていたとしよう。あと一振りで貫通する距離なのに対して、もう無理だと思い戻ってしまう。
そんなことが結構あるのではないか。
自分はそんなことはわからない。ただ、自分を信じ進んでいくものでないと線は超えられないのだろう。
ただ、ちょっとの挑戦をし続けることで人生の幅が少しづつ広がり、そしてやがてその線を乗り越えられる自信がついてくるのではないか。
君が掘っているそのトンネルは、すぐそこに別世界が広がっているかもしれない。