君の将来を築くもの
今日、君が生きている繁栄は今まで生きてきた人々が築いた繁栄でもある。すなわち過去の人々の遺産である。感謝と共に、将来への繁栄も築いていかないといけない。
将来の君の子供、その子供、そのまた子供の繁栄は、今日、君がどのように行動するかで変わってくる。一日で変わるはずはないと思いがちだが、そんなことは当たり前である。人は何事もすぐできることはない。プロ野球選手が最初から150kmで投げられるだろうか。パイロットが最初から飛行機を操縦できるだろうか。人が最初から言葉を話せるだろうか。人にはなんでも初めてがあり、一日一日時が流れると共に行動することで、繁栄を築いていくのだ。
もっと時を短く考えてみよう。
今日の君が繁栄しているのは、昨日までの過去の遺産である。将来の君の繁栄は、今日君が口にするもの、今日君が実践するもの、そして今日君が考えることで築かれる。
今日どんな考え方でどんな行動をするのか。将来の自分になりきって考えてみることで、今日本当にやるべきことが見えてくるのではないか。
ただ、夕日を見るくらいの時間はあるだろうから考えながら綺麗な夕日を見るのも良いかな。
幸せになる感性
学生の頃、初めて外国の地に足をつけた。
日本で生まれ、日本で育った僕にとって、その光景は僕の心の奥深くから何かが変わる瞬間であった。そこは決して豊かとは言えない、日本では考えられない暮らしをしていた人々がいた。私が踏んだその土地はネパールだ。
人はそれぞれ感性が違う。だが、日本にいることで、日本人の感性は似てくるものはあると思う。日本は豊かであることから、逆に欲しいものが多かったりと欲望が多く感じることが普通かもしれない。日本で生まれ、日本で育った日本人では、豊かな生活をしている日頃の幸せや、大切なものを感じることのできない感性が育ってしまうのではと思うきっかけになった。
人々は、残念ながら今あるものを失ってからでないと、それがどんなに有難く、幸せで大切なものかがわからないことが多い。
だからこそ、今そこに存在するものに目を向け、今日を生きていること、豊かに生活できること、人生の選択肢が幅広く選択できること、それらを真摯に受け止め、有難く豊かなことだと感謝できる人。
それこそが幸せになる感性なのかとそう感じた。
グランドもスパイクもなく、裸足でただの原っぱと土の上で幸せにサッカーをするネパール人。それを見ると私はどんなに鈍感な感性をしていたのかはっとさせられた。
幸せはどこにでも転がっているのだ。君は幸せを取り逃がしていないだろうか。
流星が流れる空へ君が思うこと
流れ星。
先週温泉に浸かっている時、流れ星を見た。消えるまでに願い事を3回繰り返し言えたらその願い事は叶えられる。私は消えてから何を願うか考えた。
欲しいものはなにか?
将来何になりたいか?
何をしたいか?
私には願望など何のか?
そんなことはないはず。ただ素直に、率直に、願い事が出てこなかったのだ。
ただその瞬間こう思った。
「流れ星が消えるまでに願い事を3回繰り返して言えたら、その願い事は叶えられる。」
つまり、強く思い、常に願い続けることができれば、人はそのように行動し、願い事が達成できる。そう思ったのだ。さて、君が星空へ祈るものは何か。願い事はなにか。目指しているものはなにか。君はその質問に対して瞬時に答えることができますか?
空へ願う。太陽が鎮まり返り、美しい星空へ変化するとき、人々は願いを想い、その願いを叶うために、次の日のエネルギーを蓄積するのだ。
よい人生とは
よい人生とはなんだろうか。まずはそこから考える必要があるが、それには自分なりの人生を考える必要がある。
それには、いくつかあるがやはり個人的には旅をすることが一番かと思う。そしてその旅は自然に触れ、そこの人々に触れ、自分の喜び、幸せを感じることだと思う。
それらには、旅による寂しさややりたいことができない虚しさとかも出てくると思う。だからこそ考えさせられるのじゃないかなと思う。
よいを身体を作るには。
自分の身体は今まで食べたものから構成され、これから食べるものが将来の自分を作る。そんな言葉を聞いた事がある。そう。将来の自分の体は今から口にする食事がとても重要で、人生を左右するのだ。
ならばよい人生を送るにはこう考える。
日頃からの考え方や行動習慣が未来の自分の人生を作る。日々の考え方、行動が原因となって、将来の結果を生み出す。人生には、よりよい土地が沢山ある。それを見つけて種まきをしていこう。よりよい豊かな土地に種を播くには沢山種をまかないといけないといけないだろう。ただ、その種蒔きがないとちっちゃな芽は出ないし美しい花は育たない。なにより強く大きな実はならないだろう。
今日もよい種蒔きをしていこう。
それは自分の人生の歩みとなる一歩となるからだ。