部活から学べることとは
久々に母校の部活の応援に行った。
部活とは本当に良いものだと感じる。自分もそうだったが、目の前にある結果を求めて、ひたすら練習という積み重ねをして、ひたすら同じ作業をする。
プロになるという夢もなく、将来役に立つかもわからないその部活に、青春時代のほとんどの時間を費やす。
ある人は一回戦でその積み重ねの時間が終わり、ある人は一瞬で終わる。
その膨大な時間を使ってまでやっている自分の感情は本当に充実感がある。大会の集大成にはそんな不思議な感情がある。言葉では言えない本当に強い力が部活にはあると思う。
マネージャーをする女性も自分ではなく、感情有り余って涙するものもいる。
なぜ、将来役に立つかもわからない、プロになるということでもなく、続ける人々が多いのか。それはこれからも僕は分かることはないのではないかと思う。
ただ、これだけは言える。最後の試合が終わった時、成長を思い、積み重ねやっていた達成感ではなく、共に積み重ねをしてきた友、共に感情をぶつけてきた友、共に笑った友、共に涙を流した友、その存在と握手をした時の不思議な充実感。今後味わえるかどうかわからないが自分はこのために頑張ってきたんだなと心から思えた。
僕は部活をやる意義は正直答えることはできない。ただ、それを知っているのはやったものだけだと思う。
そんな充実感を求めて私はこれからの自分の人生を考えてみたい。